西国人(人)――[名][人アイドレス]

森国人、南国人と共に、にゃんにゃん共和国を構成する主な三人種の一角。

 主要人国は是空オリオンアーム大統領が収めるフィールド・エレメンツ・グローリー、キノウツン藩国、無名騎士藩国の過半など8カ国(02029002現在)
 なお、帝國ではあるが宰相が収める宰相府藩国および、悪童元帥が収める涼州藩国の過半の構成人種でもある。
 感覚や器用度・敏捷性に秀で、I=D操縦や機体開発・燃料生産に長じ、尚武を重んじる国が多い。

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 羅幻王国の民を構成する【灰色の髪をしたエキゾチックな者達】は、『西国人』と呼ばれる。

 その呼び名は、にゃんにゃん共和国の西側にあったとされる砂漠地帯を名残とし、国土の過半を砂漠が占める為ではあるのだが、その周囲の砂漠や海によって、『砂と海の民』とも呼ばれる。

 その海に面した海運力と流通性の高さから『商業の民』とも、技術者一人一人の見識性から『技術の民』とも呼ばれ、各国に技術者として居住しているものも多い。

 その【砂避けと日焼け対策された服装】は、砂漠で生きる為に特化しており、技術力が高まったとしても、この服装はあまり代わり様がないという状況であるが、その中でもやはりファッションと服に使われる素材は進化しており、服装に色彩が太陽光を受けてプリズムに輝くケープや、暗い場所では砂漠の中の【オアシス】のように輝く特殊な加工を施された宝石等を身につける者も多い。
 それはやはり、羅幻王国の各技術の高さを示しており、このような服は【交易路】を通して周辺各国でも高価で取引されている。

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 服装は、各地方では大きな違いが見受けられる。
 砂漠地帯の【蜃気楼】のただ中にある地方では、このような服装が多く見られるが、【巨大な港】を持つ沿岸地方ともなると海のために熱さが緩和される為か、船舶運用の為か、タンクトップ等半袖を着用しているものも多く居る等、各所でもファッションには違いが大きい。

 それは砂漠地帯での生活と沿岸地方との生活が少々違っていたと言う事を、歴史的や文化的にも示している。
 だが、たとえ湾岸地方の人間であっても、砂漠という過酷な世界と隣り合わせで生きて居る事には変わりないが、
彼らはその事を気にせず【涼しい家】で良く笑い、よく食べよく呑み、そして良く眠るという、普通の日常生活を送っている。
 頑固で職人気質のものが多く『ケチ』とも言われるが、これは倹約家である事の裏返しでもあり、実際には資産家や企業は公共の為に使うべき所と認識すれば、大量の資金運用を執り行う時も多くパトロン的な運動も目立つ。
 技術と海運商業主体の地域柄、享楽的で現実主義的な考え方が強く、せっかちで本音を重んじる気風が育まれた為であり、これは理想主義的で名と建前を重んじる貴族主体の帝國のそれとは対照的なものであった。
 そのため、荒っぽいが義理人情の厚い気風は、特に帝國側から特異なものとして誇張して捉えられ、おしゃべり好き・守銭奴・食いしん坊・下品・恐い・涙もろい・しぶといど根性・高い順応性、と言ったステレオタイプなイメージで一括りにされることがよくあるる。
 もちろん実際にはさまざまなタイプの人間がいる事は先述の『他国から見れば雑多と呼ばれる』事と重ねてみればイメージ先行のモノである事は疑いはない。

 シーズン2になり羅幻王国は合弁企業『初恋運輸』と経済的輸送艦『コランダム』の双翼を得て、流通・経済の先進地域として繁栄した。航路を通じて沿岸の物資が集積する王国は『物流の中心・天下の台所』と呼ばれる商都に成長し、その経済力を背景に文化が開花する事となった。

L:西国人 = {
 t:名称 = 西国人(人)
 t:要点 = 砂避け、日焼け対策された服装,エキゾチックな人材,灰色の髪
 t:周辺環境 = 交易路,涼しい家,巨大な港,蜃気楼,オアシス
 t:評価 = 体格0,筋力−1,耐久力0,外見0,敏捷1,器用1,感覚1,知識0,幸運0
 t:特殊 = {
  *西国人の人カテゴリ = 基本人アイドレスとして扱う。
  *西国人は一人につきターン開始時に燃料1万tが増加する代わりに資源1万tを消費する。
  *西国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。
 }
 t:→次のアイドレス = 猫妖精(職業),サイボーグ(職業),ドラッガー(職業),歩兵(職業),パイロット(職業),整備士(職業),観光地(施設),国歌(絶技),アイドレス工場(施設),燃料生産地(施設),高位西国人(人)

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